こんにちは 神奈川県鎌倉市でピアノ教室をしております「マイグレックヒェンピアノ教室」です。
シューベルト『冬の旅』D911は全24曲からなる連作歌曲集です。
失恋して希望をなくした若者が、街を捨てて孤独なさすらいの旅を続けていくという内容で、シューベルトが死の前年にドイツの詩人ミュラーの詩に作曲をしました。
美しいけれども暗い曲が続くなかに第5曲目『菩提樹』と第11曲目『春の夢』の二曲が、孤独な若者の幸せだった頃の回想の曲になっています。
私は『冬の旅』D911を、第1曲目の『おやすみ』から最後の『辻音楽師』まで通して聴くのが物語を読むようで、内容は暗いのですがとても楽しいです。
『菩提樹』は幸せだった頃の思い出の残る一本の菩提樹のそばを通り過ぎるときに、冷たい強い風が吹き付けて被っていた帽子が吹き飛ばれていった という話の内容なのですが、それに作曲を付けたシューベルトの音楽が本当に素晴らしいです。
ドイツのバリトン歌手ハンス ホッター(Hans Hotter)の歌う『冬の旅』は有名なので、好きな方もたくさんいらっしゃると思います。
ピアノ伴奏をミハエル ラウフハイゼン(Michael Raucheisen)が演奏しているのが素晴らしいです。
『菩提樹』と『春の夢』の2曲を、ドイツのバリトン歌手ハインリヒ シュルスヌス(Heinrich Schlusnus)が歌っている録音を私は持っているのですが、こちらもとても素晴らしいです。
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